世界遺産の温泉・温泉津の薬師湯は、日本温泉協会の天然温泉の審査で最高評価の「オール5」を受けた100%本物のかけ流し湯温泉です。自然湧出で源泉脇。しびれるような心地良い「生の温泉」は、体を芯から温めてくれ、免疫力アップや未病対策に好評です。オール5は山陰では薬師湯だけです。

湯婆婆ブログ

健康の常識と非常識 (禁煙)

投稿日:2012年12月07日 / 記事カテゴリー:

健康の常識と非常識(禁煙)・・・・・

「う~ん」と考えてしまいたくなるテーマかも知れませんね。

薬師湯はお客様の健康を願い、心身のバランスを考えての現代型湯治を実践していますので、
施設内だけではなく、敷地内の全てで禁煙とさせていただいています。

薬師湯のお客様の中には「愛煙家には生きにくい世の中になった」と嘆く方もおられますが、
喫煙場所や方法をわきまえておられる方が多く、時代が変わってきたと感じる日々です。

愛煙家にとっては肩身の狭い、また生きにくい世の中になってきました。
様々な場所が禁煙になり、真夏の海岸までが全面禁煙になるほどですから・・・

ですが、特に田舎に行けば行くほど、その場の人に尋ねることなく喫煙を始める人が多いです。
私はそのような場所に行くのが苦手です。

厚生労働省と国立がん研究センターの統計資料によりますと、
喫煙率は男性は年々下がってきていますが(女性は横ばい)、肺がんの発症率は増えてきています。
禁煙によって減るはずのガン患者数が、その他の要因によって増えているのが現状なのです。

なぜなのでしょうか。

ガンも生活習慣病の一種と言われ、生活習慣の乱れが原因になるという方が多く、
栄養素の不足を指摘されています。

人間の正常な細胞からガン細胞は生まれます。
中でもDNAのコピーがうまくいかなかった場合は危険だと言われます。

そのコピーエラーの修復にはビタミンやミネラルが不可欠です。

野菜を食べているから安心だとは言えない世の中のようです。
それは例えばハウス栽培物の野菜に含まれるミネラルやビタミンは、露地栽培の物よりは少ないと言われているからです。
野菜を食べない人はいうまでもありませんが・・・

ストレスも免疫細胞の活性を低下させます。
こんなに便利な時代になったのに、なぜかストレス病に私達は悩まされています。

このストレスが睡眠不足の大きな原因の一つになっていると言われています。
日本人の睡眠時間は世界的にも短くて有名です。

更には低体温の問題・課題があります。
つい先日、あるテレビ番組で、人種によって体温に差があるという話が出たと聞きましたが、
36度未満になると、免疫細胞の活性が低下し、逆にガン細胞が活性化されます。

低体温の人が増えているのはご存じのとおりです。

ガンのリスクを減らすために、そして予防するためには、禁煙と共に体温を上げることを、
そして免疫を活性化することを忘れてはいけません。

薬師湯では毎月第3木曜日の13:30から、薬師湯2階ラウンジで、健康講座を開催しています。

「自分の身体・健康は自分で守る時代」になっていますので、ご参考にしていただけると幸いです。

ぜひご参加くださいませ。