世界遺産の温泉・温泉津の薬師湯は、日本温泉協会の天然温泉の審査で最高評価の「オール5」を受けた100%本物のかけ流し湯温泉です。自然湧出で源泉脇。しびれるような心地良い「生の温泉」は、体を芯から温めてくれ、免疫力アップや未病対策に好評です。オール5は山陰では薬師湯だけです。

湯婆婆ブログ

歯医者(日本とオーストラリアの違い)

投稿日:2012年07月18日 / 記事カテゴリー:

私はもともと医者へ行くのが苦手でしたし、その上未だに乳歯が残っているので、必ず歯医者での初診時に交わす会話が好きでなく、極力、歯医者へは行かないようにしていました。
でも今は、4カ月に一度、定期的にチエックを受けています。
以前の事を考えれば、人間、変われば変わるものです。

ですから一時は二人いる息子のうち、一人を歯医者にさせようかと真剣に考え、「大きくなったら何になるの?」と問いかけ、「歯医者さん」って答えさせたりしていた悪い母親でした。
(その息子は現在は外国法の弁護士をしています)

私が長い間住んでいたオーストラリア(豪州)は医学が大変進んでおり、何かとその恩恵をこうむっていました。お蔭で安心・安全の海外生活を過ごす事が出来ました。
特に歯医者へ行くと、どの歯医者でも診察や治療は個室でした。中には天井に絵やメッセージ的な事が書かれていた診察室もありました。ですから日本のように自分の症状を、他の誰かに聞かれる心配や恥かしさがなかったので良かったです。

何しろ日本の歯医者の診察室には治療用の椅子が複数並んでいて、聞きたくないにもかかわらず、歯科医の話す内容が聞こえるわけですから、その診察室にいる全ての人の症状が耳に入ります。
「あなたの入れ歯は・・・」とか「歯槽膿漏の状態は・・・」とか、抜歯するのしないの云々などなど、それこそ個人情報、プライバシーの問題だと毎回、いやな思いをしながら定期チエックを受けています。

歯医者へ行くのは、あの金属製の音が嫌だという方が多いですが、私は人様の診察内容や会話が耳に入る方が不快で、不安で、いつも気が重くなります。
一日でも早く、日本のこの診察スタイルが変わる事を期待しています。
むしろ現状の診察スタイルを不自然だ・おかしいと思う方がいない日本の医療体制や習慣が気になります。

日本が明実共に文化的な国になることを願っています。