世界遺産の温泉・温泉津の薬師湯は、日本温泉協会の天然温泉の審査で最高評価の「オール5」を受けた100%本物のかけ流し湯温泉です。自然湧出で源泉脇。しびれるような心地良い「生の温泉」は、体を芯から温めてくれ、免疫力アップや未病対策に好評です。オール5は山陰では薬師湯だけです。

湯婆婆ブログ

「石見銀山」と「温泉」

投稿日:2012年10月17日 / 記事カテゴリー:

「石見銀山」と「温泉」。 

何と贅沢なコラボでしょうか・・・

それが温泉津(ゆのつ)であり、薬師湯なのです。

温泉津は読んで字の如く、「温泉」と津(海)の町で、「石見銀山」と言う国内で14番目に世界遺産に登録された地域の一角に位置しています。
薬師湯はその温泉津の中心的な場所にあり、温泉津温泉の中でも特に人目を引く建築物だと言われます。

「石見銀山」が世界遺産に登録されて丸5年になります。

未だに石見銀山を「いわみぎんざん」と読んで下さる方は、少ないです。
まして温泉津を「ゆのつ」と読める方は、殆どいません。
ですが温泉津と言う文字、そして「石見銀山」と言う漢字が、全てを物語っているかのように、薬師湯は「石見銀山」と言う世界遺産の中の「温泉」で、私達の地域は何処を見ても、石(岩)に囲まれたような自然環境に立地していて、歴史も豊かな温泉と海の町なのです。
(自然湧出の薬師湯は岩の間から熟成した源泉が湧き出ています)

世界遺産の多くは見るからに立派だと思える、またはそのスケールに迫力さえ感じられる地域が多いですが、「石見銀山」はむしろ地味な感じがする世界遺産なのです。
それは一見、何処にでもあるような普通の山にしか見えないからです。

「石見銀山」の調査は、登録時点で僅か3%しか分っていない状態でした。
その「石見銀山」が世界遺産に登録されて、今年で5年になりますが、調査の進捗状態の数字は漸く6%近くになったと聞きました。

「石見銀山」が世界遺産に登録された頃は、特に鉱山地区の大森は大型観光バスでの観光客が多かったと聞いていますが、当初からPark & Walk(歩いて見る観光)形式をとっていることもあり、特に最近は自然派の方々や歩く事が好きなお客様がリピートしながら「石見銀山」を楽しむスタイルの観光になっているのが感じられます。

歴史や豊かな自然環境に立地している「石見銀山」に魅力を感じる方が増えてきて、歩いてじっくりと楽しまれるケースが多くなっていることは、地元でお迎えしている私共としては大変嬉しいことです。

一方で、温泉津・薬師湯は「石見銀山」という世界遺産の地域の中での「温泉」地ですから、坑道(石見銀山では、間歩(まぶ)と言います)がある大森地区とは異なり、「温泉」を楽しむという目的で来られる方が多いようです。

何れにしても、温泉津・薬師湯は世界遺産の「石見銀山」という地域の中での「温泉」の町なのです。

ぜひ「石見銀山」と「温泉」の町・温泉津へ、そして薬師湯へおでかけくださいませ。
お待ち申し上げております。