世界遺産の温泉・温泉津の薬師湯は、日本温泉協会の天然温泉の審査で最高評価の「オール5」を受けた100%本物のかけ流し湯温泉です。自然湧出で源泉脇。しびれるような心地良い「生の温泉」は、体を芯から温めてくれ、免疫力アップや未病対策に好評です。オール5は山陰では薬師湯だけです。

湯婆婆ブログ

検診のときは、薬を飲んでいい? 悪い?

投稿日:2014年03月12日 / 記事カテゴリー:

検診のときは、薬を飲んでいい? 悪い?

薬師湯の更衣室やラウンジに置いている「薬は5種類まで」の本が
お客様の間で、話題になっています。

多くの方が、一度は迷ったご経験がおありではないでしょうか。

とっても気になるタイトルですよね。
湯婆婆自身も、家族の検診の時に役立つ、嬉しい情報だと思いました。

東京大学の秋下教授は、著書の「薬は5種類まで」の章毎に、『コラム』を書いてます。
今日はその一つをご紹介します。

 

「検診や検査のときは、前の日の夜から何も胃に入れないよう
指示されることが多いと思います。
すると『朝の薬はどうするのか』とよく聞かれます。
私がいる東大病院では、『この薬は飲んでください』『この薬はやめてください』と
検査の前にひとつひとつ説明しています。

たとえば食後に飲む胃薬や糖尿病の薬は食事をしていないのですから、
飲む必要はありません。
でも血圧の薬は食事をとらなくても飲んでいただきたいと思います。

検査を受けると、それがストレスになってしまうので、血圧の薬は
ぜひ飲んでおいてほしいのです。

 血液をサラサラにする抗血栓薬を飲んでいる人は、万一、出血した時に
血が止まりにくくなるので、内視鏡検査を受けるときは、事前に薬をストップ
する指示が出るはずです。

内視鏡検査でポリープが見つかったさい、治療をかねてポリープを切除することが
あるからです。

しかし心臓にステントが入っている人は、血栓ができやすいので、抗血栓薬を
飲み続けなければいけません。

検診や検査を受けるときは、必ず主治医の先生にどうしたらいいか指示を受けるのが
間違いないでしょう」

と書かれています。

この話は、読んで初めて、納得•理解できますが、もしも知らなければ、
実際の検診を受ける前、どう判断したら良いか、飲むべきか、飲まないべきか、
とっても迷います。

本当に何気ないテーマのようで、実はどうしたら良いか分からず、不安にかられる方
や迷う方も多いのではないでしょうか。

この本には、このような感じの「コラム」が5編ありますので、
機会を見てご紹介していきたいと思っています。

次回のコラムをお楽しみに!