ノルデイック・ウォーク学会
投稿日:2015年10月27日 / 記事カテゴリー:薬師湯について
ノルデイック・ウォーク学会が札幌で開催され、参加してきました。
今回の学術大会のテーマは「更なる発展のための工夫」でした。
ノルデイック・ウォーク学会は、
「ノルディック・ウォークの学術的研究を推進し、ノルディック・ウォークの手法を確立することにより、リハビリテーションや種々の運動療法への取り組みを行い、子どもから大人までの一般市民や障害者・高齢者のQOL向上に寄与すること」を目的としています。
ノルデイック・ウォークは、
*体力に自信のない人や腰痛・膝痛・股関節痛があって、通常の歩行が難しく悩んでいる人。
*リハビリ・介護予防・転倒予防の一環として活用を検討している専門職の人。
*スポーツは苦手だけれど、運動不足を解消したい人。
*シェイプアップや姿勢矯正、美しい歩き方をしたい人。
*メタボリック症候群、高脂血圧症、高血圧、糖尿病を指摘されている人。
*スポーツ選手の体力維持・強化トレーニングを探している人。
*これからウオーキングを始めようとしている人。
などに、お勧めです。
ノルデイック・ウオークは、両手にポールを持つので、歩行時には3点支持、4足歩行となるので、身体の90%を活用する全身運動となり、消費カロリーはアップしますが、両足にかかる(特に腰、膝、足首や関節など)にかかる負担は逆に軽減出来、体感的には楽に感じるのが、最大の特徴です。
高齢者や衰えた筋肉を向上させる為のリハビリでの活用、病床か離床される際の、安全確保や転倒予防に、あらゆる場面での活用が考えられます。
またダイエット&姿勢矯正ボディリメイクにも効果があると言われています。
上半身の筋肉を活動させるとともに、適正な長さのポールを持つ事により、背筋が伸び、歩幅が広がるので、理想的なウオーキングフォームを身につける琴が容易になります。
必然的に体幹部のネジレが生じウエストの引き締めや首や肩の筋肉への血行が盛んになり、肩コリ解消に効果的だと言われています。
最近ではスポーツやリクレーションとして楽しまれている他に、歩育としての活用もされています。
体力が低下し「キレる子供達が増える中、運動の重要性と正しい食生活の見直しが急務だと言われています。
子供達にポールを持って歩かせることは、とても新鮮で特別な楽しみ方を感じさせてくれるはずです。
運動が苦手な子供達でも、誰もが簡単に取り組め、新しい体育種目としての取り組みにも期待がかかる所です。
これからの時代は、ますますノルデイック・ウオークを見直す、見直される時代に入ってきていると思われます。
やや起伏に富んでいる温泉津温泉は、是が非でもポールを思って歩かれると、ゆったりと負担なくして、地域の自然環境を楽しめる事間違いなしです。
どうぞ皆様も、ノルデイック・ウオークをお楽しみください。